改めて、この人が偉大で英知があることを思い知りました。
私が幼少の頃、度々テレビで見かける程度でした。なんとなく、スゴイなという印象しかありませんでした。この本を手にとる前にも、「スゴイ」と感じることはたくさんありました。
母の実家が新潟なのでよく行きます。そのたびに何か新しい発見があります。
一番驚くのは、恐らくほぼ全ての道路、どんな小さい道路でも、センターラインに沿って、雪を溶解するためにお湯が出てくる噴射口がずーーっと並んでいることです。
これは並大抵ではありません。下手をすると、民家の軒先まで入っていることもある。民家というよりは、公共の場所、お寺とか集会所の軒先まで入っています。
この道路を作るためには、ものすごい努力とお金がかかったし、地元住民の協力もあったであろうということを、いつもいつもその情景が浮かぶようです。
子供からおじいさん、おばあさんまで色々な人の心を掌握しないと、ここまで住民を巻き込んでできなかっただろうと思う。
そんな片鱗が知ることができるのがこの本だと思います。amazonのコメントを見ると、お金を返せ、なんてことが書いてあります。これを書いた人は、単なる勉強本だと思ったのでしょう。
そういうところを参考にするのではなく、物や人を動かすときには、会議やスピーチが必要です。そこでは、通り一遍のことや、つまらない長話をしてもダメ、そこにいる人たちが何を知りたい、聞きたいか、をわかった上で、しゃべりなさい。
そんなことが買いてあります。これを自分の普段の生活に照らし合わせて考えるだけでも、かなり勉強になることがたくさんあると思います。
田中角栄、私の母の故郷の偉人。たくさんの本が出ているので、これから探求してみよう、そう思いました。